西国33箇所の18番札所である頂法寺は、本堂が珍し六角形であることから、寺名よりも「六角堂」という名前で知られています。
山門をくぐると正面がその本堂…ですがその前に。
おみくじがたっぷり結ばれている、やけに巨大な柳の木発見。駒札には「縁結びの柳」とあります。夢のお告げによって、嵯峨天皇がでこの柳の下でお妃様と出会われたっちゅー言い伝えから、こちらの柳の枝2本を1本にしておみくじを結ぶと良い出会いがあるとのことらしいです。その割に、燈籠に結んでる奴もたくさんいるようですが?
この柳、「六角柳」って種類だそうで、学名もそのまま「ロッカクドウ」。この枝垂れっぷり、圧巻です。
お堂側から見るとそうでもないけど、山門の方から見るとすごいよこの長さ。地面着いちゃってるのにまだ伸びてるもんね。
既にちょこちょこ見て回ったHさんを本堂前のベンチに残して、御朱印もらったり、境内を見て回ったりします。そんなに広くはないんですが、結構いろいろありました。あと、写真でも分かるように、ここもハトやりたい放題です。
まずは右手の不動堂から初めてお堂を一回りすることに。
いつものお不動さんと、石不動です。
その先に小さいお地蔵様がずらり。
お堂の裏手には池と太子堂が。白鳥や鯉も泳いでます。
手出すと噛まれちゃうそうですが。
更に進むと、これまた池と…これは桜?立派だなぁ~。
良く見たら、段になった周囲の岩の上にお地蔵さんがいっぱい…ん?
キミ、どうみても日本のコじゃないよね?むっちゃ眉毛もつながってんだけど、誰なんだろう…。
それはさておき、お向かいの手水舎の先が納経所。ここがまた風情があっていいんですよ~。
中にはお店やベンチもあって、のんびり出来ます。
ここで右に曲がればお堂を丁度一回りなんですが、左手にもお社があるのでそちらにも行ってみました。
入口にあった「一言願い地蔵様」がちっちゃくて可愛かった~。
心をこめて願えば、1つだけ願いを叶えてくれるそうですよ。
で、再びのお堂前。
戻ったら、Hさんは金色の観音様を熱心に見ていました。
感心してたんだけど、彼が見ていたのは観音様の頭の上。
ハト見てたのね…。
また、どうしても「六角形だねー」と実感したかった私は、乗ってもいいよと書いてあったお隣のビルのエレベーター内からもお堂を見て来ました。
フツーのビルなので展望台はないんですが、途中ガラス張りになっているので上からの姿を見ることが出来ます。
あれ?思ったよりよく分からない…?また、入口辺りにも焼き物の置物がいっぱい。ここのお寺さん、置物多いなぁ。地蔵やタヌキまではわかるんだけど、これは一体???
トンボも止まってるし。
そろそろ帰ろうかとしてたんですが、そういえば六角堂には六角形の「へそ石」があることを思い出す私。「どこにあるんだろーねー」とHさんに尋ねたら、「柳の横にあったがな」と呆れられてしまいました。あ、ホントだ。えへっ。
ほほう、これが京都の中心と言われているへそ石かぁ。凹んだとこにお賽銭入ってるよ。日本人て、なんかこーゆーとこにお金入れたがるよね~。
注意力散漫解消を祈ってくれば良かったぜ…。
へそ石も見て、お寺を後にする私たち。帰る途中、お向かいにあるおかき屋さんに興味を惹かれているHさん。
京都は路地がほんとに楽しいです。
縁結び祈願はこちらにもどうぞ。