円通院に続いては、お隣の国宝・
瑞巌寺(ずいがんじ)を参拝。
甘味処を横目に円通院の前の通りを通ってお寺さんへ向かいます。
まっすぐ進むと、ほどなく受付へ到着。
ここからは拝観料がかかるので、手前にある券売機でチケットを購入します。大人は1人700円。
受付では、迫力満点のダルマさん売ってました。
おみくじもダルマ。あ、このダルマ、
雄島の燈籠の中に置いてあったやつだ。
受付を済ませ、ご朱印を頼んでから境内へ入りました。まずは右手にある庫裏(くり)から見学を!…の前に、トイレに行くHさん。さすが国宝、トイレの建物も素敵です。
Hさんを待って、庫裏見学。
言ってみたら名前の通り台所なんですが、シンプルな中にもデザイン性の光る美しい形の建築物です(これも国宝)。中には入れないので、土間から覗くくらいですが、掛け物もきちんとしてあったりして、手入れが行き届いていました。続いて、向かいにある宝物殿見学。
入場料は拝観料に含まれているので無料で見学することが出来ます。国指定の重文なんかもあるので、ここもはずせない所。
中門をくぐると、17世紀初頭に建設された本堂が。
本堂内部は撮影禁止ですが、絢爛豪華な襖絵を楽しむことが出来ました。色は褪せてしまっていましたが、欄間の彫刻が素晴らしいのなんのってもう。こちらは非公開でしたが、庫裏からは回廊でつながっているようです。
そして、左手の五葉松と共に雪釣りされているのが、秀吉の命で政宗が朝鮮出兵の折に兜に入れて持ち帰ったと言われる臥龍梅。
中門の左右に紅と白が配されていますが、見頃は4月中旬とのことで、今はまだどちらも蕾でした。これ満開になったら本当に見事でしょうね~。
本堂見学後は参道を通って海岸沿いに出たんですが、この表参道の杉並木がまた立派なんです。
まだ、参道をそれて脇に入ると、また雰囲気のある岩窟が続いてたりします。
何故か西国33箇所の石仏も並んでました。
鰻塚を最後に瑞巌寺を後にする私たち。
この杉の色、花粉症の方にはたまらないでしょうが、杉の大木の多いのも魅力の1つです。
総門を出ると、お店のベンチで芭蕉さんが休憩中。
今も昔も、散歩で疲れた時のお茶屋さんってありがたいもんです。