27. 泉屋博古館 分館
2007年 11月 16日
泉ガーデンタワーを右手に見ながら、泉はしを渡って美術館へ向かいます。雨も微妙なラインで降るのを踏みとどまってました。
矢印通りに進んで、美術館に到着。
展示室は2つで広さはありませんでしたが、117点の作品が展示されていました。2つの展示室の間には休憩所があって、出光美術館と一緒でお茶を自由に飲むことが出来ます。
作品ですが、年をとるにしたがって抽象的な絵画が増えていく印象でしたが、私は若い頃の屏風絵が素敵で良かったと思います。ポスターにもなっている「飛泉淙々」も良かったですが、「晩春」と「枯野」の動植物が素晴らしかったです。
鑑賞終了後、休憩所のソファでお茶を飲んで休んでいたら14時になったらしく、館長によるギャラリートークが始まりました。まだまだ美術館の知名度が低くて、お客さんが少ないのが悩みだそうです。館長のお話中ですが、次があるのでこっそり去る私たち…。
六本木って大使館が多いですが、外に出ると博古館の向かいにスウェーデン大使館、隣にはスペイン大使館がありました。
いいとこに建ってますよねぇ。
日本画は、画材のせいか色彩の柔らかさと透明感がなんともいえません。写実的なものも、どこか物語の中の絵みたいでうっとりしちゃいます。