人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日々のお散歩の記録です。 毎日ちくちく更新中。     コメント大歓迎です。


by mdegu
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

27. 泉屋博古館 分館

新宿歴史博物館を出てた私たちは、再び徒歩で四ツ谷へ移動。南北線に乗って六本木一丁目で下車し、泉ガーデン内にある泉屋博古館分館へ。
27. 泉屋博古館 分館_c0105785_8525627.jpg
本家の泉屋博古館(せんおくはくこかん)は京都にあるそうなので、東京の方は分館。「住友コレクション」と書いてある通り、住友グループ所蔵の美術館です。泉ガーデン自体が住友の持ち物だから当然ですけどね。ちなみに館名の「泉屋」は、江戸時代の住友家の屋号。

泉ガーデンタワーを右手に見ながら、泉はしを渡って美術館へ向かいます。雨も微妙なラインで降るのを踏みとどまってました。27. 泉屋博古館 分館_c0105785_905269.jpg27. 泉屋博古館 分館_c0105785_914248.jpg
矢印通りに進んで、美術館に到着。
27. 泉屋博古館 分館_c0105785_934671.jpg
開館が平成14年10月なので、まだまだ新しいです。12月9日までは特別展『児玉希望 ―日本画と写生の世界―』が開催中。
27. 泉屋博古館 分館_c0105785_97124.jpg
児玉希望さんの名前は初めて知りました。先生はあの川合玉堂。この人は名前聞いたことあるなぁ。

27. 泉屋博古館 分館_c0105785_925178.jpg展示室は2つで広さはありませんでしたが、117点の作品が展示されていました。2つの展示室の間には休憩所があって、出光美術館と一緒でお茶を自由に飲むことが出来ます。

作品ですが、年をとるにしたがって抽象的な絵画が増えていく印象でしたが、私は若い頃の屏風絵が素敵で良かったと思います。ポスターにもなっている「飛泉淙々」も良かったですが、「晩春」と「枯野」の動植物が素晴らしかったです。

鑑賞終了後、休憩所のソファでお茶を飲んで休んでいたら14時になったらしく、館長によるギャラリートークが始まりました。まだまだ美術館の知名度が低くて、お客さんが少ないのが悩みだそうです。館長のお話中ですが、次があるのでこっそり去る私たち…。

六本木って大使館が多いですが、外に出ると博古館の向かいにスウェーデン大使館、隣にはスペイン大使館がありました。27. 泉屋博古館 分館_c0105785_9303749.jpg27. 泉屋博古館 分館_c0105785_930491.jpg
いいとこに建ってますよねぇ。

日本画は、画材のせいか色彩の柔らかさと透明感がなんともいえません。写実的なものも、どこか物語の中の絵みたいでうっとりしちゃいます。
27. 泉屋博古館 分館_c0105785_932546.jpg
泉ガーデンには食べるところも色々あるようですし、お出かけの際は寄ってみられるのも悪くないと思いますよ。



by mdegu | 2007-11-16 09:34 | 美術館