風見鶏の館の次は、異人館街でもう1つの重要文化財である
萌黄の館へ。
こちらの異人館は、アメリカ総領事だったハンター・シャープ氏の自邸として建築された木造2階建ての建物なんですが、看板の下には「小林家住宅」とあります。一気に古民家イメージ…。
実はこちら、2次大戦中には元神戸電鉄社長の小林秀雄氏の邸宅だったんだそうです。日本人も住んでたんだ!
まずは内部を見学。応接室。
寝室。
居間。
内装及び家具もすべて洋風なんですが、午前中までに見学してきた異人館と比べてシンプルな気がします。そこはやっぱり日本人が住んでたから?
そうは言っても洋館に違いはないので、2階にはテラスなぞあります。
数は少ないけど、端と端にはテーブルと椅子が用意されていて、見学客が休憩することも出来ます。
また、テラスからは円形広場が見渡せました。
緑が目に優しいなぁ~。
続いて外に出て、お庭を見学。
お庭は休憩所みたいになってて、イスも沢山置いてありました。坂の多い街なので、ベンチとか嬉しい心づかいです。
そんな素敵な異人館ですが、阪神淡路大震災の時にはきっちり被害にあってしまったようです。お庭に展示されていたコレは、地震で落っこちてきた煙突。
こんなんが落っこってきたんかいな…。地震恐ろしい~!!
京都や奈良のお寺で耐震化工事が進められているのも納得です。
見学が終わった後円形広場にて、休憩する人間に混じってこんなかわいこちゃんたちに遭遇しました。みんな写真撮ってたけど、有名な犬かなんか?
更に北野坂まで下ると、変わったバス?にも遭遇。
異人館街…奥が深いです。