土曜日はなんとかもったお天気も日曜日までもたず、今日は朝から雨模様。朝ごはんを食べた後、昨日買った「ひこにゃんパスポート」最後の施設である
埋木舎(うもれぎのや)を訪れました。

埋木舎は、後の大老・井伊直弼が若き日を過ごしたお屋敷跡です。

中に入ると、学芸員らしき方が先客に説明をしている所だったので、私たちも途中からですが話を聞かせていただくことに。
井伊直弼は、彦根藩11代藩主・直中の14男。藩主の息子といえども、上に13人もにーちゃんがいると、下手な藩士より貧しいんですね。彦根藩では、跡目争いを避けるために長子以外は早々と養子に行かされることになってるし、隠居した先代の、晩年の、しかも側室の子なもんで後ろだてもなさそう。

その内3人は夭折しているとはいえ、男だけでも兄弟が15人もいるってすごいなしかし(驚くのそっち?)。何故か直弼だけ養子の口が決まらず、彦根にて隠居のような生活を余儀なくされていたそうです。

後に藩主になり、大老にまでのぼりつめるから、運命だったのかもしれませんねぇ。能力も非常に高いので、正直思う所はあったかと思います。それでもくさらず、あてのない15年間を文武両道にいそしんでいた所がすごいです。

実際、どちらの方面でも異彩を放っていたようです。国学や仏教はもちろん、武術や茶道、焼き物に能面造りまで、能力は多種多彩。建築学にまで精通していたようで、こうなるともう和製レオナルド・ダ・ヴィンチですよ。押しが強くて頭のカタいおっちゃんイメージだったんですが、すごい人だったんですね。
で、見学に訪れた私たちはというと、雨降りのせいか中に入れて頂くことが出来ました!Hさんも真面目に説明を聞いています。

建物は文化財ですが、『武士の一分』や『大奥』など、ドラマや映画のロケにも使用されているようです。説明は主に建物についてで、非常に興味深かったです。ちょっと長かったけどね…。
十分説明を聞いた後で外に出て、お庭拝見。建物の横の入口から中に入ります。こちらが本来の順路となります。

お庭の木々も、紅葉の途中。ツワブキの花も終わりかけでした。


茶人でもあったので、お庭の植物も色合いが考えられた配置になっています。

鴨居にはウサギと家紋(橘紋)をモチーフとしたかわいい飾りが配されているんですが、一番奥の部屋に1つだけ2羽のウサギが戯れる形のものがあります。これ、「幸せのウサギ」なんだそうです。こういうの好きだなー。

これを触って出て行った娘さんなんかがみんな幸せな人生を送られたそうで、特に女性には験がいいそうです。私も触らせてもらいました。えへっ。

Hさんも「男でもいいの?」って聞いて、触ってたことも記しておきます。ちゃっかりしてんなー。