仙川を無事完歩はしたんですが、家に帰るにはどーにも中途半端な場所。バスに乗って成城まで出るって手もあるんですが、なんかノリで、仙川からの合流点から続けて野川沿いを歩いて二子玉川駅に向かうことにしました。
さっきまで歩いてきた仙川は野川の支川。てことは、野川は中ボスみたいなもんでしょーか。んで、この野川が更に大ボスの
多摩川に流れ込んでいる訳です。
仙川との合流点から1本目の橋が野川水道橋。
知らなかったんですが、この橋が開通したのは1週間ちょい前の4月26日だそうです。その名の通りの水道橋で、以前は水道管が通った狭い橋だったそうな。多摩川で取水して砧で浄水、
駒沢給水塔を経由して渋谷の方まで水路がつながっているらしいです。昔を偲ぶレリーフやら何やらもありました。
そんな水道橋そばで猫と遭遇。
首輪してるから飼い猫みたいだね、と話しかけたら、HさんはHさんで別のコとコミュニケーション中。じっと見つめあう1人と1匹。
このコも首輪付いてました。
二子玉川園スポーツセンター横通過。川沿い散歩中に、野球場から聞こえてくる音ってなんか好きです。フットサルとか、本格的な格好でジョギングや自転車してる人を見かけるのも幸せ感あります。運動音痴の私としては、休みの日のは歩くので精一杯なんですけどね。
ほのぼのしてたら、川と土手の間に土嚢が並び始めました。
ずーっと先まで続いているので何か工事中みたいです。私たちも進んで行くと、土嚢の終点はコンクリートになってました。
ああ、ここも護岸工事か…。
余所から来た散歩者の勝手な感傷なんですが、最近護岸工事が多くて寂しいです。ゲリラ豪雨も増えて、生活者からしてみたら対策として必要なんだって分かってるんですが、緑からコンクリートになっちゃうのって切ないですよね。で、この時点での楽園の終点がココ。
工事区間がどこまでなのか分かりませんが、この大きな樹も切られちゃうのかなぁ。そうは言っても時間のかかる工事だろうから、根っこの所に積んであった土嚢からは草とか生えてます。植物って力強い。
この先にフェンスがあって、終点って書いてありました。下流部分の護岸工事って書いてあるから、ここまでなのかしら?
ここから先は工事が終わってて、こんななってます。
吉沢橋から見た工事部分。
原住民を追い詰める侵略者のよーだ。
整備された下流部分はこちら。
あ、でも思ったより緑が残ってる感じ。そーよね、工事の計画者だって色々考えてるんだもんね。整備しただけあって、歩道は広くて歩きやすいです。道の先に見えているのは
新二子橋。
川の向こうには二子玉川緑地運動場が広がります。
この辺、道がごちゃごちゃしてて、川沿いの道がよく分かりません。
護岸工事と合わせて、川幅を広げる工事もやってたんですね。
川に降りる道を探して、やっとこさ降りられそうな場所を発見。夜来ないので花火は知りませんが、バーベキュー禁止だったんだ。ちょこちょこ散歩してるけど、休みの日にバーベキューやってるの見かけるよなぁ。みんなダメよーやっちゃ。
兵庫橋辺りで川沿いへ降ります。
橋を渡ると
兵庫島公園ですが、今回は野川散歩なので手前の「風のこみち」を行きます。ここまで来ると野川ももう終盤です。
二子橋と東急田園都市線下を通過。
奥の多摩川はすごい人。更に煙と臭いが…。
空気が白いぞ!お前ら絶対バーベキューやってるだろー!
多摩川はバーベキューOKなのかなと思いつつ、合流点を探す私たち。多摩川はもうすぐ横まで迫っています。
そしてここにきて疲れもピークに達し、むっつりしながらもくもくと歩く2人。細かいことで悪態をついたりして、雰囲気も超険悪。
赤い新多摩川橋手前で、やっと合流点らしき場所が見えて来ました。手前で一人たそがれてるおじさんが気になる所ですが、この雰囲気を打開すべく合流点へ急ぐ私。
そして、ここが合流点だ!
達成感から多少改善した雰囲気のもと、へろへろになって帰途につきました。
しかし疲れた。結局この日、全部で何キロ歩いたんだろ?