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日々のお散歩の記録です。 毎日ちくちく更新中。     コメント大歓迎です。


by mdegu
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7. 平城宮跡

昨日は久しぶりにものすごい歩いてへろへろだったので、今日はいくはずだった薬師寺と唐招提寺をパス。午後からは天気も崩れるとの予報だったので、観光は午前中で終了することにしました。そんな訳で、ホテルを早めにチェックアウトして平城宮跡に行って来ました。
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暗雲立ち込める朱雀門前。実際ポツポツと水滴が当たるし、いつザーッと来てもおかしくないような空で気分も落ち気味。
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一応折り畳み傘は用意して来てるので、出来る限り回ろうと決意も新たに門をくぐる私たち。
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この朱雀門は、平成9年に復元されたものだそうで、まだ新しくてきれいです。

門の下でボランティアガイドさんらしきおじいちゃんに平城宮跡の地図を貰って、中へと進みます。地図っちゅーてもここはだだっ広い平原で、大体この辺りに何がありました的なものですけどね。ちなみに正面を走っているのは近鉄線です。
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そしてその奥には、何か工事中らしき大きなものが見えます。
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とりあえずは人が歩いて行くのに続いて線路を渡ります。んで、その手前にあった兵部省(ひょうぶしょう)跡。7. 平城宮跡_c0105785_8351172.jpg7. 平城宮跡_c0105785_8351837.jpg
おいおい、だいじょーぶかこの天気?

線路を渡ると、そりゃあもう広場ですよ。道の東側は、第二次大極殿エリア。奥に見える山々は、これまた世界遺産の春日山原始林です。
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ここにある建造物らしきものといったら、この第二次大極殿跡の基礎みたいなもののみ。マップには「ここは見晴らしがいいよ」って書いてあるんだけど、遮るものもないから、フツーに歩いてるだけでも見晴らしに関しては別に不満は持たないよ?
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ちなみに後ろに見えている山肌の色の薄い場所は若草山だと思われます。

左手に第一次朝堂院跡を見ながら真っ直ぐ北上すると、遠くに見えていた工事中の建物にたどり着きました。
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平城京遷都1300年に当たる2010年に合わせて完成予定の、第一次大極殿の工事現場でした。
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全然下調べをしてこなかったんですが、どうやらこの日は工事現場の特別公開日だったようです。公開は7回目らしく、今回が最終回とのこと。入場も無料だったので、早速中に入ってみました。そこらじゅう骨組だらけですが、TVカメラが取材に来てたり、1階には色々と説明パネルも展示してありました。7. 平城宮跡_c0105785_1920553.jpg7. 平城宮跡_c0105785_192159.jpg
まだまだ作業中ですが、公開も最終回ってことで、随分形になってたように思います。これは2階に登って見た屋根。
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金箔もしっかり貼ってあるし、鬼瓦もあります。
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さすがに待ち時間はなかったけど、見学者も沢山入ってます。
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撮影会みたいになってますね。

下に降りて来て、仮設なイベント会場へ。一生懸命瓦を造る人々。
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別会場(休憩所)でやってた、天平スタイルになれるコーナーの呼び込み。
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そして、ひときわ人が集まっている場所には…。
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せんとくーん!
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報道で色々出てたけど、人気じゃないか~。子供から掛声もかかってたし、頑張っていろんなポーズ取ってたりして、努力してる姿が好印象です。
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言うほどヒドくないと思うんだけど、私だけ?

会場を出た後は、東の方を散策。
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第二次大極殿跡を通過。
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復元された宮内省を通過。
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建物らしい建物もなく、下がる一方のHさんのテンションにおびえる私。でも、駐車場にはすごい数の車が置いてあって、ちょっとした驚きが。
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やっぱイベント中だから混んでるのかな。

東南の角地には庭園があります。
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萩や紫式部が綺麗でしたが、どーも閑散としてる印象が否めません。
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貴族の宴会なんかが行われたような場所みたいですが、庭園の整備にはもう少し時間がかかりそう。
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天気もくもりだったから、暗いイメージになったっちゅーのもあるんだけど。
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鳳凰と並んで向こうの方にボウリングのピンが見えてて、ちょっと笑っちゃった。
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お庭もいまいちだったらしく、早々に外に出てトイレに行くHさん。

Hさんもむっつりしてきたので、ぼちぼち西大寺駅へ向かうことに。こーんな広場なので、ゴルフ禁止の看板が。やりたくなる気持ちも分かるなぁ~。7. 平城宮跡_c0105785_9143634.jpg7. 平城宮跡_c0105785_9144616.jpg
んで、再び工事現場の横を通過。
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少し天気も持ち直してきたせいか、すんごい行列が出来てます。私たちは第一次朝堂院跡を突っ切って北西へ。さようなら朱雀門。
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1300年祭にはまだ少し時間があるので、あちこちで発掘調査も続いています。
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こっちも庭園みたいなんだけど、整備はまだみたい。
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訪れるならやっぱり2010年が良さそうですね。
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そろそろ秋の気配のただよう平城宮跡からお伝えいたしました。



by mdegu | 2008-09-21 17:04 | 史跡