時期もよさそうなので、
成田山詣での帰りにバラを見て帰ることにして、復路は京成線八千代駅で下車。目的地の
京成バラ園は駅から少し離れているので、バスに乗ろうと思ったんですが、時間がいまいち読めないので、タクシーで向かうことにしました。
入口前広場の花壇にはお花がバラの形に植わっててとてもきれい。花壇前で記念撮影中のワンちゃんもいました。
早速チケットを買って入場です。通常は300円なんですが、春と秋のバラの時期には大人1名800円となります。今年シニアの仲間入りをした父は、保険証提示で記念すべき初の割引適用。300円引きの500円になりました。
入場したのが午後3時過ぎくらいだったんですが、予報の通りお天気下り坂の為に生憎の曇り空。ちょっと暗くて残念でしたが、バラは入口の表示通り見頃を迎えているようでした。パノラマでお見せできないのが残念です。
入口を入ってすぐの所に、ディズニーランドローズガーデンなんてのもあります。名前にも冠されているように、ディズニーランドのイメージだっていうバラだそうですよ。中には写真撮影スポットもあります。
全体的にオレンジ系で、私の好きな色合いでした。
バラ園は、バラの咲き誇るフランス式の整形庭園と、奥にあるイギリス式の自然庭園の2部構成。まずはバラからってことで、噴水とパゴダのある整形式庭園から見学。バラの間の道を歩けます。色とりどりでうっとりです。
整形式庭園の中央には、やっぱり噴水。
噴水の奥には、桂由美さんデザインのガゼボ。
こちらで結婚式も出来るようですよ。
種類が本当に多くて感心しちゃいます。珍しいマーブルのバラ。
2色のグラデーション。
香りがとても印象的だった「桃香」。
優雅な気分になれます。
薔薇のアーチをくぐって、温室へ移動。
温室としては小さいですが、バナナやマンゴーなどの南国フルーツもちゃんと育ってます。そして、母が何気なく表示を見てて、マンゴーがウルシ科だってことを発見してビックリ。
実は今年の母の日にHさんと実家に帰った際、朝のフルーツとしてみんなでマンゴー食べたんですが、父は食べた後に少し気分が悪くなったようなんです。あんなうまいマンゴーが、ウルシでかぶれる父にはタブーな果物だったとは…。本人も知らなかったみたいで原因不明でずっと疑問だったらしく、これで納得がいったようでした。温室で私が一番気になったのが、スパニッシュモス。こう見えて、パイナップル科の植物です。空気中から水分や栄養分を摂取する、いわゆるエアープランツで、なんとお肌にいいそうです。
今回の温室、色々とお勉強になりました。高級フルーツのマンゴーですが、ウルシでかぶれる体質の人は要注意ですよ!
ヤグルマギクの花壇の先の薔薇のアーチをくぐり、イギリス様式の自然風庭園へ向かいました。
こちらは緑がメインの静かな庭園です。
人も少なくて、ゆっくり見ることが出来ました。
再び整形式庭園に戻ると、ユリノキを発見!こちらも時期的にお花が咲いてました。全体的になんかちっちゃいなーと思ってたら、ユリノキはユリノキでもこれは「シナユリノキ」。中国原産の小柄なユリノキです。
葉っぱも斑入りでイメージが少し違いましたが、小さいので親近感が…。
更に薔薇の中を歩く私たち。
この日一番満開の薔薇のアーチをくぐると、温室のちょうど向かい側。
こちら側で気になった薔薇たちを少し。カーネーションみたいなもの。
原種に近い?小ぶりな薔薇。
フリフリの「パーマネントウェーブ」。
紫のバラ…?「ラプソディ・イン・ブルー」。
花びら多っ!の「チャールズ・ダーウィン」。
なにしろ900種7000株。紹介しきれません。
ひとしきり見て回った後、動きが急に機敏になる母。お目当てはこのバラアイス。私もちゃっかり御馳走になりました。お値段は1つ350円。
ホントはバラソフトが食べたかったんだけど、なぜかこの日は売ってなくてこっちにしたんですが、思いのほか薔薇の香りがしておいしかったです。これで青空の下だったら文句なかったんだけどなー。
今年はオリンピックイヤー。オリンピックにちなんだ「聖火」という名前のバラもありました。
色々と話題や問題も多い今回のオリンピックですが、各国選手の頑張りには水を差したくないものです。平和の祭典として無事に成功するといいですね。