桜満開の
大学通りを抜けて甲州街道を目指します。通りを南下すると、南武線の谷保(やほ)駅に到着。
線路を渡って更に南下すると、甲州街道にぶつかります。目的地の
谷保天満宮(やぼてんまんぐう)は、通りに面しているのですぐ分かります。
横断歩道を渡って、中に入る私たち。
階段を下りていくと、鬼気迫る鳴き声をあげながら、谷保天名物のチャボが走り回っていました。よく見たら、木の上で隠れてるコなんかもいました。
なんか鶏同士で追っかけっこしてんのかと思ってたら、追いかけてるのはなんと犬。犯人はコイツです。マナーの悪い飼い主さんで、境内で放し飼いな上に、遠くで怒ってはいるようですが、一向にリードを付けようとしません。
犬が私以上に苦手な母も、チャボ同様怯える始末。チャボかわいそうになーと思いながらも、階段を下りて拝殿に向かいました。
谷保天満宮は東日本における天満宮としては最も古く、
湯島天神、
亀戸天神とならび関東三天神と称されています。
一応3箇所とも
新東京百景に選ばれてはいますが、湯島と亀戸と比べて、谷保は明らかにマイナーですよね。大学通りとセットにもされてるし。由緒ある天満宮なんだけど、「野暮」ともよく引っ掛けて歌に詠まれてたりするし、立地条件にもハンデがあるからかな…。この牛の石像とかもかわいいのになー。
チャボだっているのになー。
チャボ放し飼いって、相当珍しいですよね。
境内見所としては、梅林と紫陽花園があります。時期が時期なだけに、梅林はこんなだし、紫陽花園の方は行かず仕舞いでしたけどね。手前の梅の木、すんごい体勢低いのが気になります。
天神様なので、筆塚もありました。あと、チャボがたむろしてた慰霊碑。
鷽替えもやってます。
何故日取りが違うのかが謎ですが、こちらでは11月3日に行われています。
チャボかわいいですよー。いろんな種類いて。放し飼いっていうか、ほとんど野良チャボな雰囲気でしたけど。
エサやってる人がいるからか知りませんが、案外近くに寄ってくるみたいだし。
ありゃ?もしかして私、ガン飛ばされてる?木に登ってたコも、犬がいなくなったのを確認して徐々に降りて来てました。ヒドい目にあったねぇ。
ご朱印を頂いてから、再び階段を上って天満宮を後にしました。
チャボも良かったですが、この絵馬も良かったなー。「なれますように」じゃなくて、「なりたいです」って所がいいですよね。
先日の
Hさんの願い事に通じるものを感じてしまいました。