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日々のお散歩の記録です。 毎日ちくちく更新中。     コメント大歓迎です。


by mdegu
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五大堂

瑞巌寺から海岸まで戻ってきて、次の目的地である五大堂へ向かいます。
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五大堂は、観光写真にもよく使用されている、松島を代表する重要文化財です。
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階段を上って、すぐの橋を渡ると売店があって、松島限定グッズを色々販売してました。ちょっと手前ですが、ここからも眺めは割りといいです。おっと先客。
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お堂までに橋を2本渡りますが、この橋は2本とも透橋(すかしばし)で、橋桁の間に隙間が開いてて海が見えます。1本目を渡るHさん。
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高い所が苦手なHさんはスタスタと橋を渡ってしまいましたが、皆様は橋からの眺め(福浦島方面)をどうぞ。
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陰になって海まで見えないけど、足元はこんな感じでした。
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続けて掛かっている2本目の橋を渡ると、すぐにお堂が見えます。
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五大堂の歴史は古く、かの征夷大将軍・坂上田村麻呂が建立した毘沙門堂が起源だと言われています。起についての詳細は右下の看板にあるんですが、五大堂の名前のルーツは、瑞巌寺開山の祖である慈覚大師が五大明王像を安置したことからきているそうです。
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じゃあ元からいた毘沙門天はどこにいっちゃったかというと、光を発して毘沙門島に飛んでいったそうな。追い出されちゃったわけでは…ないよね?また、建物自体は政宗公が再建したので、瑞巌寺同様、屋根には九曜紋が用いられていました。
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伊達家の家紋は貰ったりなんだりで色々あるんですが、政宗が絡むものは九曜紋が多いみたいですね。私は「竹に雀」も好きですが、あまり細かい柄だと彫るのに時間かかりそうだもんね。

五大堂から松島湾をのぞむ。
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ヨットの姿も見えますが、その奥の煙突は東北電力の仙台火力発電所。
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多賀城にある新しい方の発電所は、予約すれば見学も出来るみたいです。

再び橋を渡って陸地に戻るHさん。いつもより歩幅が狭くなってます。
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五大堂は、東北最古の桃山建築。造りが丁寧で細工も細かく、小さいながらも素晴らしい建造物でした。
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松尾芭蕉と同じものを見てるって、なんだか不思議な気分です。
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日本三景の他の2つもそのうち行って、この目でみてきたくなりました。
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しかし、何度見てもすごい句だなぁコレ。



by mdegu | 2008-03-18 10:17 | 文化財