先日の両国
ぐるっとの続きです。
中川船番所資料館の次は
東京都現代美術館。
都営新宿線に乗って、菊川駅で下車。都営の1日乗車券はバスも乗れるので、美術館へは駅前から出ているバスで向かいました。
バスは美術館前で留まります。ぐるっとパスでは常設のMOTコレクションだけを無料で見ることが出来るんですが、たまたま企画展のチケットが当たってたので、こちらも鑑賞してきました。
入館してすぐに冬の美術鑑賞のお約束、地下のロッカーにコートを預けます。
平成7年3月開館なので、もうすぐ13年目を迎える現代美術館ですが、まだまだキレイ。光を沢山取り込むような設計になっているのか、館内はとても明るいです。
まずは一番奥の常設展より鑑賞開始。
現在の目玉はポスターにもあるように、2003年9月にメキシコで発見された岡本太郎画伯幻の大作、『明日の神話』。なんと写真撮影OKだというので、撮って来ました。製作時期は、大阪万博の『太陽の塔』と同時期なんだそうです。1部屋全部使って展示されていた作品はこちら。
テーマは戦争。原爆の炸裂する瞬間を描いたものだそうです。おどろおどろしいですが、色彩に迫力があります。
テーマ的にも抽象画って所もピカソの『ゲルニカ』を連想させるけど、カラーとモノクロの差だけではない印象差を感じます。どこか明るいというか。なんかカワイイ、右下のこのコのせいか?
マグロ漁真っ最中の第五福竜丸だそうですが。
続いて、企画展の
『SPACE FOR YOUR FUTURE ―アートとデザインの遺伝子を組み替える―』を鑑賞。
13ヵ国、34のクリエイターによる展示です。既成ジャンルを飛び越える試み、みたいな感じでした。人種も国籍も全然違う人たちの作品が並んでいることに感動を覚えます。色々あって楽しかったんですが、ポスターにもなっている沢尻エリカさんモデルの100枚の写真が良かったです。
要は100種類のコスプレをする沢尻さんを撮影したものをズラーッと並べてあるんですが、いやーすごい。昨年は色々と世間をお騒がせした沢尻さんですが、やっぱキレイですね。絵になります。特にファンって訳でもないんですが、写真の美しさと沢尻さんの美貌にやられて、荷物になるけどパンフレット貰って来ちゃいました。以下、パンフレットより。
ファンタジーからSFまで、色々あります。
美人って、どんな格好しても似合っちゃうんだなぁ。うーん羨ましい。中でも私が一番良いなぁと思ったのがこちら。スキンヘッドでOKってことは、三蔵法師役いけるってことですよね。新しいキャスティングでの西遊記とか見てみたいです。
個性が強いって、俳優さんとしてはプラス要素だと思います。でも例のあの態度はアレでしたよね。ただでさえキレイな人はやっかまれるんだから、誰にも突っ込まれない大人な態度が取れるようになれば、役者さんとしてももっと高い所にいけるんじゃないかと思うので、頑張って欲しいです。
そんなこんなで鑑賞終了後、コートを引き取って次へ。初めての現代美術館は充実の鑑賞でした。『明日の神話』は4月13日までの展示だそうなので、お早めにどうぞ。
美術館は木場公園内にあるんですが、今回はあと3館回る予定なので公園散策は断念。広い公園だったので、こっちはこっちでまた来てみたいです。