国立近代美術館を出てから紀伊国坂を西に歩き、同じく近代美術館の
工芸館へ向かいました。着いてみると、展示と展示の合間だったようで、閉まってるじゃないですか!「調べてこなかったのかな?ん?」っていうHさんの視線を背中に感じつつ、次の展示は5日後の14日からだと言うので、そのまま内堀通りに出て北上し、
山種美術館を目指しました。
山種美術館の「山種」は、山﨑種二氏のコレクションから始まった日本画専門の美術館ということからきています。
元々は日本橋の兜町にありましたが、平成10年に今の場所に移転。千鳥が淵の近くになったってこともあって、毎年
桜の時期には桜をテーマにした企画展が行われています。これも見たいと思いつつ、あの混雑にやられていつも花見だけで帰っちゃってるんだよなー。
美術館は、三番町KSビルの1階部分。
入るとすぐ正面がミュージアムショップになってます。
私たちが鑑賞したのは『秋の彩り』展。秋をテーマとした作品展です。季節をテーマにした展示は、日本画の美しさを最大限に表すことの出来る企画だってことを再認識。作品の質の高さもさることながら、淡い色調や柔らかい線、それでいてしっかりとした力強さが表現されている所、どれを取っても満足のいく展示でした。
四季と自然、動植物がモチーフになることが多いのも好きなポイントです。日本人はやっぱり、四季の移り変わりに美を感じる民族なんだと思いました。
美術館を出て、
千鳥が淵を歩いていたら、先日の散歩で会った猫に再会。
やっぱり日向で寝てました。視線を感じて上を見上げると、すごい所に猫がいて、更にガン飛ばしてました。
そんなニラまなくても…。