松岡美術館を出た私たちは元来た道を引き返し、
自然教育園正門を通り過ぎて、
庭園美術館に向かいました。
正門前の銀杏も見頃を迎えていました。
美術館は、正門から入って真っ直ぐ進んだ所にあります。
企画展は見たいと思っていた
『世界を魅了したティファニー 1837―2007』。ジュエリーにテーマを絞っての展示です。
会期終了の1週手前の週末だったせいもあってか、会場は大混雑。それぞれの展示を見るお客さんの動きも遅く、背の低い私は相変わらずぴょんこぴょんこしてみる羽目に。でも、やっぱりどれもすごくキレイでした。虫や動物をモチーフにしたブローチとか、欲しかったもんなー。ポスター表紙にもなっている『バード・オン・ア・ロック』の、岩部分のイエローダイヤモンドの大きさに感動です。
どれもすごい値段なので(いや全部非売品だけど)(更に売ってたところで買えないけど)、せめてイエローダイヤが美しい鳥さんの葉書でも買っていこうかと思いミュージアムショップに寄ってみましたが、当然のように売り切れてました。
クリスマス前だったので、ツリーがあちこちに飾られてます。
しょうがないので、何も買わずに美術館を出て、お庭を散策。
昨年は本当に暖かかったので、この時期まで紅葉が楽しめました。
日本庭園の池の周りが紅葉スポットです。
日本家屋、池に散るもみじ、もみじの下を泳ぐ鯉。畳み掛けるように日本ですよ。
西洋庭園には冬薔薇が少し咲いてました。
紫の薔薇を見ると、つい『ガラスの仮面』を思い出してしまう私。まだ連載中とはいえ、我ながら古いなぁ。
お庭を出て、目黒駅に向かう道は銀杏並木。
地面が落ち葉で覆われています。すごくキレイなので、写真を撮ってる方もいらっしゃいました。街灯にも宣伝のポスターが掛かってましたが、これがまたダイヤの黄色と銀杏の黄色で統一感あります。
朝日新聞では毎年12月25日までの1ヶ月間、クリスマスに向けて夕刊1面か2面にティファニーブルーをバックにした広告を毎日出してるんですが、こういう展覧会とかも見ちゃうと、やっぱりいいなぁと思ってしまいますよね。
美術館には若いカップルも多かったです。でも、あんなの見ちゃったら普通のってちゃっちく見えちゃうから、クリスマス直前の彼氏はプレッシャーだったかもしれませんね。