年も変わってすっかり日も開いてしまいましたが、先月上旬の白金・目黒エリア
ぐるっとの続きを。
自然教育園を一回りした私たちの次の目的地は、教育園裏手方面にある
松岡美術館。
外苑西通り沿いは銀杏並木になっていて、紅葉が進んでました。
松岡美術館は、路地をちょっと入った所にあります。
名前にも冠されているように、実業家の松岡さんの個人美術館です。創設者である
松岡グループ創業者、松岡清次郎さんは入口のすぐ脇でお出迎えして下さってます。
ちょっと大滝秀治さんみたいです。
ロッカーにコートを預けてから鑑賞開始。玄関ロビーは広く、この日は、奥のお庭の紅葉も楽しめました。
展示室に入る前、真っ正面に早速気になるコ発見。『猫の給仕頭』です。よく見たら、ソファの近くの鹿の間で花も持ってます。
か、かわいい…。松岡氏の胸像のお向かいにあるミュージアムショップでレプリカが値引きされて売ってたんですが、この日はまだまだ歩くのでこれも断念。今回は買ってないけど、Hさんが振り向く度に私の手荷物が増えてるのは、やっぱり
母のDNAなんでしょーか。
展示ですが、彫刻メインの1階と、絵画メインの2階に分かれています。1階から鑑賞しましたが、珍しいガンダーラ・インド彫刻の充実ぶりに感動です。これ良かったー。インドの神様がモチーフのものなんですが、とても充実してました。あまり見ることもないので、満足です。
続いて2階。
1階は常設ですが、2階ではテーマに沿った企画展が行われています。この日の企画は『近代日本画展』。
個人コレクションなので感じの似たのが多かったですが、全体的に写実的なものが多く、素人の私たちにも素直に楽しめるものとなってました。
クリスマスも近づいていたので、あちこちにクリスマス飾りもされている所も好感持てます。館内もキレイだったし。
玄関先にいた2頭の羊が謎でしたが、全体的にすごく好みの美術館です。
あまり期待もしてなかったので、ものすごく得した気分になれました。この場所は、松岡氏の私邸跡地だそうです。シロガネーゼだったのねぇ。女じゃないけど。
ちなみに、そんな高級感あふれる白金の外苑西通り沿いでは、結婚式もやってて、丁度風船飛ばしてる所でした。
そーゆーのに興味なくて自分のは超地味に済ませたけど、みんな凝った演出するもんなのねぇ。