シティビューと
森美術館を満喫した後、六本木ヒルズから徒歩でご近所の東京ミッドタウン内にある
サントリー美術館へ向かいました。
以前は赤坂見附にあって、その頃に1度、焼き物かなんかの展示で観に行った記憶があります。ミッドタウンが開業するので移って来たみたいですね。
サントリー美術館は、ミッドタウン西側にあるガーデンテラスのギャラリア棟の3~4階の奥の方の1部分を占めています。入口は3階。
ココ、美術館として歴史は古いんですが、リニューアルオープンしたのがミッドタウン開業に合わせた今年3月末なのでまだ1年も経ってません。赤坂見附の時はちょっと暗いイメージだったんですが、木目も美しい明るい美術館になってました。
開業以来、内容を変えた開館記念展をずっとやってます。今回私が見た『鳥獣戯画がやってきた! ―国宝「鳥獣戯画絵巻」の全貌』もその一環。
商業施設内にあるせいか休館日が火曜日で、美術館にしては珍しく月曜日は開館してます。私が訪れた日も月曜日でした。でも、同じくそんな所にあるからか、無茶苦茶混んでました。
高山寺の鳥獣戯画といえば教科書にも載っている超メジャーな絵巻物。絵巻物なだけに長さがあるので、展示は前期と後期で展示替えをするようでした。私は前期を見たんですが、満足の展示です。
ただ、
徳川展並みに人が動かなくて、観るのにすっごい時間かかっちゃいましたよ。我ながら心狭いなぁとは思いますが、オバちゃんのグループがなんかが、展示とは関係ない話にまで発展して作品前で動かずにしゃべってるのはどうもいただけません。本物の上にコピーが貼られているので内容はそっちでも見ることが出来るんですが、せっかくお金払って観に来てるんだから本物観たいもんね。
動かない行列に少々疲れましたが、本物はやっぱり良かったです。筆で描かれているので、動きが生き生きしてるのが印象的でした。動物見るの好きなので、そういう意味でもとても楽しめました。
美術館にはカフェも併設されているので、鑑賞後はそこでのんびりするのもいいかも。私は疲れちゃって入らなかったけど。
六本木界隈は最近芸術に力入れてますね。
国立新美術館、森美術館に続き、私もココで六本木アートトライアングル制覇でございますよ。
ミッドタウンは今年、初めてのクリスマス。
公園もあるので、冬のお散歩コースにどうぞ。