今日も天気がいいので、昨日行きそびれた
世田谷文学館に行って来ました。
ま、来週でもいっかと思ってたんですが、調べてみたら10日から17日まで館内整備休館だそうで。
ぐるっとパスも20日までだし、文学館はHさんもそんなに興味なさそうだから、たまには1人でのんびりとね。
京王線の芦花公園駅で降りて、千歳通りを南に真っ直ぐ進むと左手に大きなお屋敷の塀が見えてくるんですが、そこの横に文学館はあります。
国立新美術館とまではいきませんが、全面ガラス張りのキレイな建物です。
千歳通りを文学館の方に左折すると、そこから先には烏山川緑道が伸びていて、
芦花公園へと続く気持ちの良い散策路になってます。文学館横のお屋敷はなんと個人のお宅のようでしたが、どうなんでしょう?
私が着いた時に、丁度近所の幼稚園から子供たちがお散歩に来ていました。お屋敷の前は小さいながらもお堀になっていて、錦鯉がたくさん!
鯉を見てから入館。ロビーにはクリスマス飾りがありました。
正面には受付とミュージアムショップがあるんですが、お庭に面した所は本棚があって、読むためのソファもあります。ロビーは明るく、お庭や鯉なんかも見ることが出来て開放感あっていい感じ。
チケットを交換してから、階段を上って2階の常設展示を鑑賞。現在は企画展は行われていません(企画展は1階で行われます)。
現在の常設展示は、『文学に描かれた世田谷100年の物語』。
入って少ししてから、この日1回目の「
ムットーニのからくり書物」上演の10時半になったので、鑑賞してきました。今日はコレ目的だったんですよね。常設展示に期間限定で5作品展示されており、時間制で上演しています。まずは村上春樹の『眠り』、レイ・ブラッドベリの『アローン・ランデヴー』、夏目漱石の『漂流者』を続けて鑑賞。終了後、他の展示品を鑑賞してから11時半からの2作品、海野十三の『月世界探検記』、萩原朔太郎の『猫町』を楽しみました。上演時間は1作品6分前後です。
いやー良かった!
今年の春にやってた特別展示を見ることが出来なかったので嬉しいです。他の常設展示、文学に描かれた世田谷区も良かったなぁ。結構いろんな作家さん住んでたんですね。作品にもよく取り上げられるのはそのせいなんですねぇ。経堂とか松原とか、身近っ。
いやー思ったより良かった、文学館。ゴジラも飾ってあったし。お庭には鳥もいたし。鯉もすんごいいるし。なんといっても平日午前中は人が少ない!ほぼ貸切でゆっくり見ることができてストレスフリーです。
世田谷文学館、文学やミステリー好きなら絶対にオススメです。
次回企画展は1月12日から開催の世田谷在住の書家による『世田谷の書展』。企画展も面白そうなのよくやってるので、チェックしてみて下さい。