八王子市夢美術館を出るとお昼時だったので、JR八王子駅近くでお昼を食べてから次の目的地、
小金井公園内にある
江戸東京たてもの園へ向かいました。
たてもの園は1993年3月に開園した野外博物館で、江戸時代から昭和初期までの27棟の復元建造物が7ヘクタールの敷地に建ち並んでいます。
まずは展示室で開催されていた特別展『玉川上水と分水』を見学。
江戸の治水についてなど、
羽村の堰から
緑道を歩いてたりもするので興味深いです。
展示室の外に出て、西ゾーンよりぶらぶらとお散歩開始。西麻布にあった三井さん家と、農家の綱島さん家。
山の手通り沿いの家は高級感あふれてます。田園調布にあった大川さん家は洋風住宅。季節柄、クリスマスの飾りつけもしてありました。
勿論内部も見学出来ますが、綱島さん家と、同じく農家の吉野さん家は耐震補強工事のため12月中旬くらいまでは立ち入り禁止だそうです。農家なので軒先には干し柿、更に畑には亀戸大根栽培中でした。
大根、随分過保護なのね。
山の手通りを進んで、センターゾーンへ。日曜日だったので、旧自証院霊屋(きゅうじしょういんおたまや)は御開帳してました。開帳日は、日曜・祝日の晴れた日限定だそうです。
私たちは入りませんでしたが、高橋是清邸は1階がカフェになってました。
お庭も素敵なので、休憩には良さそうです。
続いて東ゾーンへ。明治時代、神田の万世橋にあった交番を通り過ぎると下町エリア。庶民の生活感あふれる建物が並びます。ここが身近で一番面白かったなー。
お店とか、銭湯とか、生活密着なものはやっぱり親近感沸きますね。
屋台も出てて、くつろぎゾーンのようでした。
駄菓子屋さんにはおもちゃも売ってます。たてもの園のマスコット、イモムシのえどまるのベーゴマはお値段プチ上乗せして販売中。
広場では昔のおもちゃで色々遊べるようです。
人口密度高っ。仕立て屋さん前でもテレビでしか見たことがないこんな遊びをしてる人がいたりしました。
建物は、銭湯が立派でした。名前も縁起が良さそう。
こういうタイプのはもう知らないもんなぁ。脱衣所と内部はこんな感じ。
銭湯といえば富士山。昭和だなぁ。酒屋や醤油屋さんなども雰囲気出てて良かったです。
農家の天明さん家では、風車つくりやってました。
たてもの園ではこういったイベントも数多く催されていて、これで400円はオトクなんじゃないかと思います。私たちはぐるっとパスで入りましたが、この日はなんか半額の日だったようだったから、更にお得。
正面入口から見た小金井公園。
こちらも広くて、家族だんらんにはもってこいです。
1日めいっぱい楽しめますよ、たてもの園。