新宿御苑 ~大温室編
2007年 05月 09日
御苑は9時開園なのですが、温室の開館時間は11時。少し前に着いたので、少しお庭をぶらついてから入館しました。
新宿門から少し歩いた所に大温室はあります。
入館し、すぐ左折してヤシ室へ。順路通りに進んで行きます。
ヤシが大きいので、ヤシ室は天上が高いです。ヤシ見ると、「ああ、温室だなぁ。」って思います。
ヤシも種類が豊富なんですねぇ。
なじみのあるような実もなってました。
カカオとコーヒーです。
ヤシ室と亜熱帯室をつなぐ通路の外には、カレーバインという珍しいつる性の植物の花が満開でした。
亜熱帯室では、いかにも南国な面白い花と実を発見。
ムクゲパイプバナとホウライショウです。
いかにも南国!ですよね~。
ホウライショウは別名「スイスチーズ・プラント」と呼ばれ、熟すとパイナップルとかバナナみたいな味がするとの説明書きがありました。
形はちょっとあけびみたい。
レモンや文旦なんかも成ってましたが、一番ほぉ~と思ったのがコレ。
亜熱帯室を出たら、通路とヤシ室の端っこを通って中庭に出ます。
池の周りをくるりと一回りしてから花木室へ。
冬に来た時に咲いていたポンポンみたいでかわいかったカリアンドラはすっかり終わっていて、ラッパみたいな花と、ヒスイカズラがかろうじて残っていました。
ここでは「ミッキーマウスノキ」という、なんだか著作権が心配な植物を発見。
誰だ。誰が許可したんだっ。
なんとなく納得できないまま熱帯スイレン室へ移動。
夜咲いて昼までには閉じちゃうので、いつも咲いてる所が見られないオニバス。
代わりに、熱帯スイレンは美しく咲いていました。この色好きです。
ウツボカズラかなぁ?右の写真は内部です。
おっ、虫食べてる…って、奥のはもしやゴキちゃん?(虫苦手な方ゴメンなさい)
最後はラン室。
新宿御苑は、大正から昭和の初めにかけて洋ランの交配に力を入れていたそうで、どれがどれかわかりませんでしたが、セロジネシンジュクやレリオカトレアシンジュクといった新宿御苑で作り出された品種なんかもあるそうです。
また、絶滅危惧種の保護増殖栽培にも力を注いでいるそうで、頭が下がります。
亜熱帯室では展示もありました。
皆さんもこの週末、旧館の見納めに訪れてみてはいかがですか。
お気に入り温室だったのでしばらく見られないのは残念ですが、キレイになった温室、期待してます!