お昼ご飯も食べたので
きぬかけの路へ戻って、路の向かい側にある
龍安寺へ。
中に進んで、受付で拝観券を入手。
山門をくぐって境内へと進みます。
鬼瓦の肌が、やけにつるっつるで羨ましいです。
龍安寺といえば、やはりお目当ては石庭。冬なので木々が寒々しいですが、お庭を見学しつつ順路に沿って石庭へと向かいました。
石庭までの間には、鏡容池というおっきい池があります。昔はおしどりの名所で、石庭よりも有名だったとか。確かに立派な池でした。
私たちが行った時は、あひるが3羽泳いでおりました。
のどかです。
参道は桜並木みたい。今の時期は色が無くて寂しいなぁ。
方丈へと続く階段横には菱形デザインの「龍安寺垣」。
お寺の名前の付いた垣は
金閣寺と
銀閣寺でも見ましたが、デザインがそれぞれ違うんですね。
石庭は方丈庭園なので、ここで拝観券を見せて中に入ります。
中に入ると、ちょっと開けた場所があります。
左手に、ミニチュアの石庭を発見。
ほほう、こんな石組に…なんて知ったようなこと考えながらいよいよ本物とご対面。既に人でいっぱいですが、奥の方でなんとか隙間を見つけて、私たちも座ってお庭拝見しました。
心静かに石庭を見るHさん。敷き詰められた白砂の上に、大小15個の石が配置されています。
しばらく見てたら、いつの間にかいなくなったHさんが「こっちこっち」と呼ぶので行ってみると、「ここから石全部見える」って言うじゃないですか。数えてみたら確かにカウント出来ました。
「15個全部いっぺんに見える場所がない」っていうのが定説なので見えると言ってもギリギリなんですが、155cmない私の身長でも見えたのでお試しあれ。
お庭も素敵ですが、後ろの方丈も重要文化財。襖が開け放たれていて開放感あります。先日
東福寺の天井龍の所で出会ったご婦人から「龍の襖絵があるよ」と聞いていたので楽しみにしていたんですが、重なってて見ることが出来なくて残念…。
人がいなければ見せて頂こうかと思ってたんですよね…。龍の絵は、受付の絵葉書で我慢です。
ちなみにそのご婦人は、龍安寺の龍を描かれた皐月鶴翁(さつきかくおう)画伯の親族の方とのことでした。びっくり!
裏手も見てから方丈を出て、お庭を散策。ここにも垣がありますね。
上にも赤い鳥居がありましたが、なんと池の中にも水に埋まってる石鳥居が!なんだろうこれ~?
境内には、湯豆腐屋さんもありました。こんなお店あるんだー。外で食べて来ちゃったよ。
さっきの石鳥居の近くに来ました。
結局これ何?
山門に近づいて来た所で、水分石。池の水分量を量るもののようです。
池には背後の山もきれいに映っております。
次に向かう前に、トイレに行くHさん。
禅寺なので、落ち着いた雰囲気が良かったです。
方丈裏にあるこの有名なつくばい、
和菓子にもなってますよね。これ食べるの忘れてたなー。