4月も半ばになって、桜もそろそろ見納め。明日雨が降って完全に散ってしまう前に、岡崎の十石舟に乗って来ました。
待ち時間45分か~。本でも持ってきたら良かったなぁ。でも、待ってる人は少いよねと思いつつ受付でチケット購入。着いたのが11時45分くらいだったんですが、1人だったせいか12時の回の乗船券を買うことが出来ました。ラッキー。
安全対策の為か、一応こんなベルトを着けるように言われます。
調節は出来るんだけどぶっかぶかで、結局ジャストフィットはしなかったです。前使った人、相当恰幅良かったのかね。
舟は15分おきに出ていて、南禅寺の舟溜まりから夷川(えびすがわ)ダムまでの3kmを25分で往復します。定員は26人(乗務員2名を含む)で、お客さんは左右12人ずつ小さい丸太状のイスに座ります。
私は一番後ろから2番目の所に座ったんですが、戻ってきたばっかりの舟は反対方向に向いているので、進行方向はこちら。桜…もう終わりかけだねえ。
往復するのでここでUターン。ぐるっと回って、疏水記念館を背にスタートです。
道中、疏水についての歴史なんかもお話してくれるので興味を持ちましたが、月曜は休館日なのでした。この資料館は入場無料で、一度入ったことあるからいいけどね。
桜はこの前来た時がピークだったみたいで、やっぱりもう終わりな感じでした。
途中何箇所か橋の下を通るんですが、屋根が可動式でぐいーんって低くなるのが面白いです。
橋と共に、平安神宮の大鳥居も通過。
淡々とした船旅が続きます。
10分くらいで折り返し地点の夷川ダムに到着。
行き止まりにある水門の先は、鴨川へと続いています。右手の銅像は、何代目かの京都府知事だそうで。って知らんがな。疏水建設に尽力された方なんだと思いますが。
橋の下をくぐったりしながら、元来た道を戻ります。
気温も程よく、風が気持ちいいです。
同じく十石船の「へいあん」とすれ違う「みやび」に乗る私たち。こういう時って、なんか手振っちゃいますよねぇ。途中、小さいお子さんや外国人観光客、写真を撮る日本人など、色んな人が手を振ってくるので、つい笑顔で振り返してしまう私。日本って平和でいいなぁ、なんてちょっと楽しい気分にもなったりして。
そうこうしてる内に疏水記念館も見えてきて、短い船旅もそろそろ終了。
無事着岸して、ベルト返却してから次へと向かいました。
いやー、結構楽しかったです。時間も適当だったし。
でも桜はもう少し早い方がよかったな。ま、しょうがないけど。
上に登って桜の木を良く見たら、既にちっちゃい実がなっていたのでした。