京都にいる間に一度は観たいと思っていた舞妓さんのお座敷を、
ぎおん畑中さんで体験して来ました!
こちらの旅館は
昨年10月にHさんのご両親と来て以来。
今回通されたお部屋は、奥にある離れの1つ「清水」。雰囲気のある廊下を通って行きます。
お部屋の様子。
ふっかふかの座布団の奥には加湿器。
冬場は乾燥するからありがたいです。
舞妓さんの踊りを見るのは夕ごはんを食べながらなので、チェックイン後、荷物を置いてから祇園の街をふらふら。宿に戻ってきて、ウェルカムドリンクを飲んでから大浴場に行きました。
宴の開始時間は午後6時から。まずは食事開始です。
畑中さんで開催の「京料理と舞妓の夕べ」は今年から始まった企画。私たちは宿泊プランで参加でしたが、いわゆるディナーショーなので宿泊せずとも参加することが出来ます。
食事が始まって少ししてから、司会のお兄さんの解説・進行のもと、いよいよ舞妓の夕べ開始です。私たちは2名参加なので、相席です。半分弱は外国のお客様なので、司会は同時に英語でも行われました。
舞妓さん、芸妓が1名ずつに、お唄の先生が1人。本日の舞妓さんはたね若さん。これで年は17歳だとか。大人っぽい!
芸妓さんは小桃さん。こちらは可愛い感じの方ですね。
三味線はたか栄姉さんです。この方がまた雰囲気のある方で、お話すっごく楽しかったです。若い頃は舞妓さんだったそうですよ。
皆さん素敵だわ~。
さてディナーショーですが、まずは踊りが2曲披露されます。
扇子を使っての舞、艶やかでございますな。
1曲目の舞が終わり、ごはんに戻ります。お料理ももちろんおいしゅうございますよ。
続けて、舞妓さんと芸妓さんの衣装の違いなんかの説明を受けながら、お食事を続ける私たち。
2曲目は、『祇園小唄』。
唄は4番まであって、祇園の四季が唄われています。
きめポーズも色っぽいです。
メロディーラインも祇園の夜にぴったりな感じで素敵でした。
舞はこれで終了です。
そしてこの後、3名が各々のテーブルを1つずつ回って歓談タイム。
記念撮影もしてもらえます。
1テーブルに掛ける時間が結構長い上にはじっこから回られてたので、真ん中の私たちのテーブルに来るまでにはしばらく時間がかかりそう。気づいたらテーブルにはお料理が増えていたので、食べながら待ちました。
色々お話を聞かせて頂きましたが、なんか緊張しちゃって気もそぞろ。しかも、Hさんもお向かいのお姉さんも寡黙で落ち着いた感じなので、ちょっと焦りました…。でも、相席のお姉さんは優しい感じの方で良かったです。
舞妓さんと三味線の先生がいらした後、芸妓さんが来る前に次のプログラム開始。お座敷遊びが2種行われます。1つ目は、多分一番有名だと思われる『金毘羅ふねふね』。まずはお手本披露。
続いて、お客さん参加でこんぴらふねふね♪ 負けたらビール一気です。私もやって、負けました。反射神経に問題があるんで…。お酒が飲めない人は、ウーロン茶なので安心して参加出来ます。
続いて、こちらも有名な『とらとら』っていうジェスチャーじゃんけん。お手本の後、参加者募集で私たちのテーブルにも舞妓さんがいらっしゃいました。
かたくなに拒むHさんを無理やり前に出して、参加してもらいました。こういうとこ来たら、1度は参加しないと損だもんね!Hさんは負けちゃったけど、外人のお客さんとかもうノリノリ。
これも負けたらビール一気です。これも面白かった~。反射神経いらないから、私がこっちにしときゃ良かったなー。
このおっきなおじさん、楽しい人でした。
この後小桃さんがテーブルに来てくれて、お話。この小桃さん、すごい人なんですよ~。3ヶ国語くらいしゃべれるらしいんです。写真集も出しているようで、外国にも公演に行かれたりしてるそうです。
最後は屏風前での記念撮影タイム。
今回本当に貴重な体験が出来ました。Hさんありがとう~。
春に行われる花街のおどりも観に行きたくなっちゃった。