富士屋ホテル
2009年 01月 08日
ところが、待ち合わせ場所の新宿駅で深刻そうな顔をした母を発見。なんでも父が少し体調を崩したそうで、一人で来たとのこと。慌てて1人分の当日キャンセル手続きをしてからロマンスカーに乗りこみました。お昼だったので、まずは箱根湯本の駅前でお昼ご飯。湯葉丼(980円)うまかった~。
お腹も膨れたところで、登山電車に乗り換えて宮の下へ。旅行会社の方がホテルに連絡して下さるとのことだったので、とりあえずは荷物を置きにホテルへ向かうことにしました。
坂を降りて国道を道なりに進むと、すぐ先にレトロな屋根が見えてきます。
思いのほかハードな山登りになってしまった1日目の観光を終えて、3時間後になんとかホテルに帰還。くたくたになってチェックインしたのは憧れの花御殿、お部屋の名前は「つつじ」でした。花御殿は、43室全部にお花の名前が付いているのです。おお、クラシック。天井たかーい。
お部屋の隅には、集中して書きものをするのにはぴったりそうな机。照明の形もお雛さまのぼんぼりみたいで可愛いです。
持ち運びには適さない重さと大きさですが、これも花御殿ならでは。忘れることがないのでいいっちゃいいんですけどねー。
すぐにお風呂に入りに行こうと思ってたんですが、あと10分くらいで館内のガイドツアーが始まるって聞いて、そっちに行くことにしました。集合場所はフロント前のこちらの階段付近。トイレに行ったりして少し遅れてしまいましたが、始まったばかりのガイドに合流することが出来ました。
こんなに見どころの多いホテルも珍しいと、改めて感心。さすがは文化財ホテル。歴史の長さを感じました。
この後お風呂に入ってから、おまちかねのディナーへ。メインダイニングの「ザ・フジヤ」にて頂きました。
前菜の時に雑談で「母の還暦旅行も兼ねてるんですよ」という話をしたら、母のデザートにこんなチョコプレートを付けて下さったんです!
花御殿外観はこちら。
裏手には広いお庭があって、そこから見たら花御殿はこんなでした。
朝食も富士屋ホテルでとりました。これはケーキブレックファストの「富士屋風パンケーキ」。
更に130周年記念グッズのミニチュアキーのキーホールダーなんかも購入。記念キーホールダーは全部で3種類。桜は売り切れてましたが、私の欲しかった藤と母の好きな薔薇は残っていたので、それぞれ1つずつゲットした次第です。記念ベアも可愛かったんですが、でかい上に5250円とお値段もそこそこしたので購入は見送り。
ホントは泊まった部屋のが欲しかったんだけどなー。全部屋分あればいいのに。そしたら、コレクション目当てにリピーター増えると思うだよ。ま、そんなことしなくても人気のホテルなんですけど。